2011年2月16日水曜日

東北郷土料理(豆しとぎ)青森

豆しとぎ
 
神様に捧げる食べ物として、旧南部藩で作られたものです。
山の神様、大黒様、稲荷様など旧暦12月の神様の年取りの日に神々に供えて、
一年の豊作と無事を感謝し、翌年の豊作と安全を祈願しました。

材料・青豆(黒豆・緑豆)…1.5kg
・うるち米…900g(6合)
・もち米…600g(4合)
・砂糖…1kg
・塩…少々

作り方
  1. 青豆は一晩水につける。
  2. うるち米ともち米を混ぜ、1時間水に浸けて、水切りをする。
  3. うるち米ともち米は粉にする(製粉所で粉にしてもらう)。
  4. 青豆は、沸騰した湯に入れ、固めにゆでる。
  5. ゆでた青豆と米粉、砂糖、塩を混ぜ合わせて、豆摺り機にかける。
  6. 5を空気を抜くようにして、かまぼこ型に整える。
  7. 食べるときは、1cmくらいの厚さに切って、そのままで食べても良いが、焼いたり、油で揚げたりしてもおいしい。
料理のポイント
  • 豆の煮方で出来上がりの歯ごたえも違うので、固さは好みに合わせる。また、豆の余熱でしとぎが柔らかくなるので、ゆでたら冷水をかけて、冷まして使う。
  • 米を半乾きの状態のものを製粉すると、しっとり出来ておいしい。
  • 豆しとぎはラップ等に包み、冷凍保存しておくと、いつでも利用できる。

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今年の桜

 勤務先のそばの桜がとても綺麗でした!このような世の中ですが、やはり綺麗ですね!