神様に捧げる食べ物として、旧南部藩で作られたものです。
山の神様、大黒様、稲荷様など旧暦12月の神様の年取りの日に神々に供えて、
一年の豊作と無事を感謝し、翌年の豊作と安全を祈願しました。
材料・青豆(黒豆・緑豆)…1.5kg
・うるち米…900g(6合)
・もち米…600g(4合)
・砂糖…1kg
・塩…少々
作り方
- 青豆は一晩水につける。
- うるち米ともち米を混ぜ、1時間水に浸けて、水切りをする。
- うるち米ともち米は粉にする(製粉所で粉にしてもらう)。
- 青豆は、沸騰した湯に入れ、固めにゆでる。
- ゆでた青豆と米粉、砂糖、塩を混ぜ合わせて、豆摺り機にかける。
- 5を空気を抜くようにして、かまぼこ型に整える。
- 食べるときは、1cmくらいの厚さに切って、そのままで食べても良いが、焼いたり、油で揚げたりしてもおいしい。
- 豆の煮方で出来上がりの歯ごたえも違うので、固さは好みに合わせる。また、豆の余熱でしとぎが柔らかくなるので、ゆでたら冷水をかけて、冷まして使う。
- 米を半乾きの状態のものを製粉すると、しっとり出来ておいしい。
- 豆しとぎはラップ等に包み、冷凍保存しておくと、いつでも利用できる。
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