2010年11月30日火曜日

皆にうれしい酒粕の魅力

酒粕の効能について  
酒粕には次のような効能があります。また、料理以外の使い方もあるので試してみてはいかがでしょうか。


ガンに対する抵抗作用
血液中にはナチュラルキラー細胞(NK細胞)というリンパ球の一種が存在し、これはガン細胞と正常な細胞とを見分け、ガンだけを殺す働きをします。酒粕にはこのNK細胞を活性化する作用があります。
このことは酒粕がガンになりにくい体質づくりに役立つ可能性を示しています。

血管拡張を促す作用
日本酒の成分中には、RNA由来のアデノシン(核酸の一種で、血管の拡張を促します)のほかにDNA由来のデオキシアデノシンが大量に含まれることがわかっています。
血管は強い驚きや心配事、寝不足などのストレスが加わると収縮しますから、日本酒や酒粕の成分で血管の拡張が促され血行がよくなると、ストレスはもちろん、肩こり、冷え性、偏頭痛などの改善効果が期待できるとされています。

美肌効果
酒粕は保湿と保温に優れ、入浴剤としてお風呂に入れれば肌の乾燥が改善され、身体も温まります。そのうえ、皮膚の表面温度を上げて毛穴を開く働きがありますから、老廃物を取り除き皮脂が毛穴に詰まるのを防ぎます。新陳代謝が活発になるので新しい皮膚細胞が次々と生まれ、吹き出物やアトピー性皮膚炎などにもよい効果が出ているようです。

酒粕パック
板粕か踏粕を用意し、水を加えてよく混ぜ、少量の小麦粉で適度なやわらかさに調整、酒粕の粒がなくなったらできあがりです。顔をよく洗ってからぬり、10分程おきます。湯船につかりながら行うと効果は倍増、5分もしないうちに毛穴が開き汗が噴き出す人もいます。洗い流し、匂いが気になる場合は石鹸で洗顔しても良いでしょう。酒粕の有効成分がしっかりと浸透し、冬の乾燥に負けない、若々しい肌を保つことができるはずです。 資料提供:日本酒造組合中央会


というわけで、この季節あったまりそうな酒粕レシピを!
 大根と油揚げの粕汁 【大根下部】

材料 23人分)
お買い物リスト>>.大根 (下部) 1/6 本分
ニンジン 1/6
板コンニャク 1/4
油揚げ 1/3
ミツバ (またはセリ) 1/3
だし汁 600 ml  作り方 >>
酒粕 100 g
<調味料>
   ・大さじ 3
   ・小さじ 2/3
   合わせみそ ・大さじ 1
薄口しょうゆ ・小さじ 1
一味唐辛子 適量

  1. 大根は皮をむいて縦2~4つに切り、幅5mm の半月またはイチョウ切りにする。ニンジンは皮をむき、大根の大きさに合わせて切る。板コンニャクは縦半分に切り、厚みを半分に切って、さらに薄切りにする。熱湯に入れて1~2分ゆで、ザルに上げる。油揚げは熱湯をかけて表面の油を抜き、細切りにする。
  2. ミツバはきれいに水洗いし、根元を切り落として長さ1cmに刻む。水に放ってアクを抜き、水気をしっかりきる。酒粕は小さくちぎる。
  3. 鍋にだし汁、大根、ニンジン、油揚げ、酒粕、<調味料>の材料を加えて強火にかける。煮たったら少し火を弱め、アクを取りながら大根がしんなりするまで煮る。
  4. 板コンニャクを加えて2分くらい煮、最後にミツバを加えてひと混ぜし、薄口しょうゆで味を調える。器によそい、お好みで一味唐辛子を振る。
寒い日の夕食にいかがでしょうか? 暖まりますよきっとね! 病み上がりにはうれしい一品です。




今年の桜

 勤務先のそばの桜がとても綺麗でした!このような世の中ですが、やはり綺麗ですね!