Windows Serverの持つ負荷分散機能、Windows Server 2003から搭載されています。同じ機能を持つ複数のサーバに、それぞれの実際のIPアドレスとは別に共通のIPアドレス(仮想IPアドレス)を割り当て、外部からのアクセスを均等に割り振る機能で、最大32台で負荷分散を設定することができるものです。
NLB の負荷分散のメカニズム
クライアントが NLB サーバーの仮想 IP アドレスと通信を行った場合、仮想 IP アドレス宛に送信されてくるすべての着信トラフィックはすべての NLB サーバーで一旦受信されます。処理を担当しない NLB サーバーでは、NLB ドライバレベルで受信トラフィックがフィルタされます。どの NLB サーバーが着信パケットを実際に受け取るかは、NLB 収束時に作成される NLB が持つハッシュテーブルにしたがって決定されます。このハッシュテーブルは、クラスタのメンバシップや負荷配分が変更されない限り変更されません。
ハッシュテーブルには、ある IP アドレスから着信トラフィックは、この NLB サーバー担当であると、データ着信前にどの NLB サーバーが処理するか決まっています。データ受信のたびに、担当する NLB サーバーを決定しているわけではありません。
アフィニティ単一設定の場合 3 つの要素(クライアントの IP、サーバの IP、NLB の設定)、アフィニティなしの場合 4 つの要素(クライアントの IP、ポート番号、サーバの IP、NLB の設定)が影響し、クライアントの要求を処理する NLB サーバーを決定します。
さて教科書のような説明はやっぱりよく理解できません、わが社のNLBもかなり偏りがあるようです。暫定的にWTSを3台作りこのテーブルに乗せましたが、HDDの性能やCPUPowerメモリーなど個体別のカラーに沿った調整が今後の課題です。
15000回転のHDDはやはりパワフルなのでしょうね! 7.2KのWTSはもったりしています・・
なかなか思ったようには割振りできませんでした。 今後に持ち越しです!!
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