2011年12月26日月曜日

おトイレのしつけ方

トイレのしつけ手順
  • トイレ容器にトイレ砂に入れ、猫ちゃんが落ち着ける一部屋に設置します。
    ※譲ってもらった猫の場合、それまで使っていたトイレ砂をもらってきて、混ぜてあげると排泄物の匂いが移り、猫ちゃんがトイレと認識しやすくなります。

  • その室内に、お水と餌を置き、落ち着いて休める寝床を用意し、他の部屋に行かないように、ドアは閉めておきます。※他の部屋に行かせてしまうと、トイレの部屋がわからなくなってしまう為、最初は一部屋で落ち着かせてあげましょう。

  • 定期的にトイレの前に連れて行き、トイレ容器の中に体を入れてあげたりして,やさしく「トイレだよ」と教えてあげます。※そわそわし始めたら、オシッコやウンチをしたい時ですので、
    そわそわした素振りを見せたら連れて行ってあげましょう。

  • おトイレの中でオシッコやウンチを1回でもしたら、次からそこでするようになります。トイレに慣れたら、行動範囲を広げてあげましょう。
やってはならない事項
  • 洗面所など水の音、洗濯機がある場所にはトイレは置かないでください。
    猫ちゃんは音に敏感です。オシッコやウンチをしている時に、大きな水の音や洗濯機の音がすると びっくりしてしまい、その場所でしなくなる事があります。扉の音がうるさい玄関なども向いていません。リビング、寝室など、猫ちゃんが過ごす場所が良いでしょう。

    • 猫はきれい好きです。トイレの排泄物をいつまでもお掃除しなかったり、不潔にしていると、せっかく覚えたトイレも使わなくなってしまいます。トイレ砂はこまめに取り替えるようにしましょう。長時間の外出などでどうしても替えられない時は、砂を多めに入れておきます。

    • 粗相をしたら、すぐに片付けて臭いを残さないようにしましょう。臭いが残っているとそこがトイレと勘違いしてしまいます。綺麗に掃除をして、そわそわしたらトイレへ…と根気強くしつけましょう。

    粗相する猫ちゃん
    粗相するには必ず理由があります。まずは上記事項を確認してください。
    わざとする猫ちゃんは、何らかの不満があります。それは「寂しい」「遊んで欲しい」「かまって欲しい」等の自己アピールが多いようです。猫ちゃんのビヘイバープロブレム(問題行動)にも関係している場合が多く、不満や要望がある時にわざと飼い主さんを困らせて自分に目を向けさせたり、
    飼い主さんのうろたえる行動を見て楽しんでいる場合もあります。

    体罰は厳禁なのですが、きちんと叱ってあげないと飼い主さんよりも猫ちゃんの方が立場が上となってしまい、後々、飼い主さんが苦労される事になってしまいます。しかし、叱り方はとても難しく、名前を呼んで叱ったり、体罰をしてしまいますと、自分は嫌われていると勘違いをしてしまいますのでお気をつけください。
    まずは、粗相をしたら「こら」「ダメ」と言ったいつも同じ言葉で叱ります。決して「キャー」とか悲鳴をあげたり、慌てる様子を見せないようにし、怒っている顔で猫ちゃんをじっと見つめてください

    猫ちゃんが目をそらしたら、20分程度キャリーケースなどの狭い場所に入れてください。20分したら何をして叱られたかを忘れてしまいますので出してあげてください。長時間閉じ込める意味はありません。ルール違反をしたら閉じ込められると覚えてもらうだけでいいのです。

    また、猫ちゃんにとってトイレは清潔な場所であり、かつ落ち着いてできる場所でなければなりませんので、この状況を利用します。例えば、粗相をしている所を発見したら、水鉄砲などで水をかけビックリさせたり、大きく手を叩き、ビックリさせます。
    お布団の上で粗相をするのは、その場所で粗相する方がおトイレよりも快適だからなのです。なので、落ち着いてできない場所と覚えてもらうのが効果的です。

    また、紙の砂以外の砂をご使用の場合は、あえて紙のお砂を使用すると効果的です。
    吸水も良く臭いも早くキャッチしてくれますので、猫ちゃんにとっては手触りと快適さがあるようで、原因がトイレにある場合は有効です。

    「まる」君は今んとこ大丈夫ですが、なんせ行動派故に数センチの隙間に入って行きます。
    結果行方不明状態(掃除機の入らないところは助かりますが!)になってしまい、慌てて搜索をする始末です、今はパソコンディスクの下の棚にぬいぐるみ状態です。
    どうやらお兄ちゃん「トム」にちょっかいだし過ぎて、ちびっとオシオキされたようです!! とは言えさすがの「トム」兄さんは結構間口が広く?(心がか!)てかなり許されているようですがそれをいいことにやらかしてくれるんです!

    猫ちゃんと上手く暮らす1つ目のコツ(新しい家族を迎えて)

    猫の性質を理解しましょう。

    スコティッシュの「マル君です」


    人間にとって、物を噛んだり、ひっかいたり、テーブルの上に乗ったり…そんな事は迷惑な行為です」が、猫にとっては通常の行動に過ぎません。「猫へのしつけ」はあくまで人間にとっての迷惑行為をご遠慮していただくという感覚で取り組んでくださいね。人間が人間にとっての迷惑行為で猫に怒っても、猫は怒られていることがわかりません。

    「トム」あんちゃんとは意外とあっさりとご対面でしたが、ちびすけのくせにほんとやんちゃでして・・お兄ちゃんを追いかけまわしています!

    迷惑なことをされたら、「コラ!」「ダメ!」といった、いつも同じ言葉で叱りましょう。

    注意したいのは、名前で怒らない事です。名前を呼んで怒ると、猫は名前が怒る時の言葉と勘違いしてしまい、呼んでも来なくなってしまいます。

    猫と仲良く暮らしたいのであれば、しつけるというよりも、むしろ人間が猫様のためにへりくだり、
    猫様の必要なものを必要な場所に用意してあげる位の気構えです。
    猫様にとって不満がなければ、人間にとっての迷惑行為も激減するのですから。



    猫ちゃんを迎えるにあたり準備するもの

    お水
    カルキ臭くないようであれば水道水で問題なし。

    ご飯
    最初は繁殖場所(キャッテリー)で食べさせていたものと同じものがいいでしょう。

    トイレ・トイレの砂
    万が一口にいれても平気なようにオカラや紙がおすすめです。

    落ち着ける場所
    タオルなどをひいて落ち着ける場所を作ってあげましょう。ケージは必ずしも必要ではありません。

    遊び道具、爪とぎ、爪きりなど
    小さい頃から慣れさせてあげる。

    ブラシ
    まめにブラッシングしてあげよう。





     

    今年の桜

     勤務先のそばの桜がとても綺麗でした!このような世の中ですが、やはり綺麗ですね!