玄米を発芽直後の状態にした発芽玄米は、もとの玄米にはない優れた特徴 が加わります。
まず、発芽にはたくさんのエネルギーか必要ですが、そのときに分泌される酵 素(化学反応を助ける物質)が、玄米に蓄えられているでんぷんを分解して、エ ネルギーを取り出します。さらに酵素は、良質のたんばく質をアミノ酸(たんぱく 質の原材料)に分解し独特の甘みとおいしさを引き出してくれます。
この大きな分子の糖類とアミノ酸類は、本来私たちの体内では作られない物 質なので、肝臓はそれを懸命に分解しようとします。その結果、肝臓の働きが活 発になって、体の治癒カが高まるというわけです。
まず、発芽にはたくさんのエネルギーか必要ですが、そのときに分泌される酵 素(化学反応を助ける物質)が、玄米に蓄えられているでんぷんを分解して、エ ネルギーを取り出します。さらに酵素は、良質のたんばく質をアミノ酸(たんぱく 質の原材料)に分解し独特の甘みとおいしさを引き出してくれます。
この大きな分子の糖類とアミノ酸類は、本来私たちの体内では作られない物 質なので、肝臓はそれを懸命に分解しようとします。その結果、肝臓の働きが活 発になって、体の治癒カが高まるというわけです。
●発芽玄米を作ってみよう(保温編)
発芽玄米は、一定の温度を保っていれば、一日ほどで簡単に作ることができます。ただし、何回か水を交換しないといけないので気をつけてください。自分はものぐさなのでもっと簡単な方法がいいという方は、下の「冷蔵編」を試してみてください。これ以上、簡単にできないの?という人はスーパーで買ってきてくださいね。(コレが一番簡単です!!)
●用意するもの
・玄米(2~3カッブ)
・大きめのバット(発泡スチロールであればなお良い)
・約30℃のお湯
・ざる
・ラップ
・つまようじ(先の細いもの)
●発芽玄米の作り方
1.お米を洗ってお湯に浸します。
バットの上に玄米を0.5~1cm程度の高さに均一に広げ、ヒタヒタよりも少し多めに40度ほどのぬるま湯を入れます。熱いお湯を直接、玄米に注いでしまうとお米が死んでしまうので40度(お風呂の湯)程度のお湯を作ってから入れます。玄米が冷たいので30度ぐらいになるはずです。
はなさんへ先に謝っておきます・・そんなに力入れてとがなくていいみたいです! すみません!!
2.ふたをして穴を開けます。
3.保温します。
できる限り玄米を温めるように心がけてください。(30度程度です。)昼間は日向に置き、夜は温度が下がらないように風呂場の浴槽に浮かせるか、居間や台所の調理台付近など暖かい場所に置いてください。お米は60度程度で死んでしまいますので夏場は十分に気をつけてください。保温する方法としてヨーグルトメーカーを使用するとより簡単にできるようです。電気ポットの上で保温してもいいみたい。
4.お湯を交換します。
玄米は発芽が始まると、米から出たアクなどが発酵してにおいが出ます。これを防ぐために、11~3月の寒い時期は6~8時間ごとに2回ほど、6~9月の暑い時期は5~6時間ごとに5回ほど、それ以外の時期は5~6時間ごとに2~3回ほど途中で湯を入れ替えてください。湯を入れ替えるときは、一度をザルなどにあげて全体を軽く洗い、再びバットに戻して新しい湯(30度)をヒタヒタよりも少し多めに入れてください。玄米を洗わないと発酵が進みます。最後は同じくラップをかけ、穴をたくさん開けます。
5.できあがりです。
24~28時間ほどたつと、ほとんどの玄米が発芽します。これを軽く水洗いします。すぐに食べる場合は、といだ発芽玄米を電気釜に入れ、普通に水を加えて炊くとおいしく焚きあがりますよ。
●作った発芽玄米の保存
発芽玄米を作ってすぐに食べない場合や、発芽玄米をそのたび作るのはめんどうという人には保存しておくことをおすすめします。やり方はとても簡単です。まず、湿ったままの状態で保存すると、芽が成長してしまったり腐ったりしてしまうので水をよく切ってください。そして新間紙の上にのせて2~3日間天日干しをします。十分に乾燥させた発芽玄米は、容器などに入れて冷暗所で保管すれば、1ケ月ぐらいはもつと思います。再び食べるときは、乾燥しているので玄米を炊くのと同じように一度水につけて戻してから炊いてくださいね。白米に混ぜて炊く人はあらかじめ浸しておきましょう。
●発芽玄米を作ってみよう(冷蔵編) ここがポイント
発芽玄米は、一定の温度を保っていれば、一日ほどで簡単に作ることができますがお湯を交換するのは面倒です。実際、自分で作るとお湯を交換するのを忘れることもあるし。まだ涼しい季節は変な匂いはしないかもしれませんが!!。
もっと簡単な方法がいいという方は試してみてください。
もっと簡単な方法がいいという方は試してみてください。
●用意するもの
・玄米(2~3カッブ)
・大きめのバット
・水
・ざる
・ラップ
・つまようじ(先の細いもの)
●発芽玄米の作り方
1.お米を洗ってお水に浸します。
バットの上に玄米を0.5~1cm程度の高さに均一に広げ、ヒタヒタよりも少し多め水を入れます。
2.ふたをして穴を開けます。
バットの上からラツプをかけます。ただし、発芽には酸素も必要なので、つまようじなどで小さな穴をたくさん開けるか、ラップをふわっとかけてください。
3.冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫に上記のバットを入れてください。そしてコレが一番大事です。それは、・・・・ひたすら3日待ちます。
4.できあがりです。
3日ほどすると発芽します。発芽しない玄米がありますが栄養は発芽しているものと変わりがないそうです。これを軽く水洗いします。すぐに食べる場合は、といだ発芽玄米を電気釜に入れ、普通に水を加えて炊くとおいしく焚きあがりますよ。香りも保温して作った発芽玄米とあまり変わりはないようです。
冷蔵24時間後。
ほとんど変化がありません。
冷蔵48時間後。
ちょっぴり膨らんできました。
冷蔵72時間後。
もう発芽しました。完成です。
●作った発芽玄米の保存
発芽玄米を作ってすぐに食べない場合や、発芽玄米をそのたび作るのはめんどうという人には保存しておくことをおすすめします。やり方はとても簡単です。まず、湿ったままの状態で保存すると、芽が成長してしまったり腐ったりしてしまうので水をよく切ってください。そして新間紙の上にのせて2~3日間天日干しをします。十分に乾燥させた発芽玄米は、容器などに入れて冷暗所で保管すれば、1ケ月ぐらいはもつと思います。再び食べるときは、乾燥しているので玄米を炊くのと同じように一度水につけて戻してから炊いてくださいね。白米に混ぜて炊く人はあらかじめ浸しておきましょう。
●発芽玄米のおいしい炊き方
発芽玄米ができました。さあ、おいしく炊いてみましょう。炊き方はとても簡単です。
初めて食べるときは白米2合に発芽玄米1合の割合で炊いてみましょう。
発芽玄米のおいしい炊き方
1.発芽玄米を洗います。
まず発芽玄米を良く洗いましょう。
(乾燥して保存しておいた発芽玄米を使用する場合は水に入れて戻してから使いましょう。)
2.普通に炊きましょう。
電気釜に白米2合と発芽玄米1合入れます。水加減はいつもと同じように入れましょう。特に変える必要はありません。
はなさんいかがでしょうか?・・・これなら無理なくイケそうですか? 試してみては!