2011年12月23日金曜日

クリスマスイブの由来

12月25日のクリスマスの前日はイブと言われ、日本でも一般的になっています。そもそもイブというのは晩や夜という意味があるeveningの古語であるevenに由来すると言われ、クリスマスは24日夜からスタートするということになっています。



イエスが生誕したのは25日とされているため、重要視されるのは24日よりも25日ではないかと考えてしまいがちです。ですが、実際はクリスマスのミサは24日の日暮れ以降にスタートしています。

なぜ24日からはじまるかは古来の暦によるものと考えられています。キリスト教暦やユダヤ暦が広く使われるようになる以前は教会暦が一般的でした。

教会暦では太陽を基準として、1日のスタートと終わりが決められています。そのため、夕日が沈んだ時点で1日は終了してしまうのです。

この考え方を元にすると、24日の日暮れ以降は25日がスタートしているということになります。古来の暦が現代になっても採用されていることから、クリスマスイブの夜にミサが実施されているのです。



日本では古来の暦に関わらず、イブは25日の前日という意味合いで使われます。ですが、厳密に言えばイブはクリスマスの夜を指していることになるのです。ミサに参加した人たちは、その後パーティーを開催してイエス誕生を祝うことになります。そして、クリスマスならではの伝統的な料理の数々を存分に味わうことになるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

今年の桜

 勤務先のそばの桜がとても綺麗でした!このような世の中ですが、やはり綺麗ですね!