ルータやスイッチの設定で、最初に設定しておきたいのが、ホストの名前の設定です。
ルータのデフォルトの名前は、「Router」です。スイッチの名前は、一般的には、「Switch」という名前になっています。
ネットワークを構築する上で、複数のルータやスイッチを扱うようになります。ですから、同じ名前のルータやスイッチがあると紛らわしくなってきます。
特にTelnetで接続する場合においては、今、自分がどのルータにいるのが分からなくなり、迷子になってしまうことがあります。
◆「ip host」コマンド
PingやTracerouteなどのネットワーク検証コマンドを実行する際に、宛先IPアドレスではなく、ホスト名で指定をしたい場合には、「ip host」を使います。コマンドの構文は、以下のようになります。
Rotuer(config)#ip host <ホスト名> <宛先IPアドレス>
例えば、
Rotuer(config)#ip host Tokyo 192.168.1.1
と定義しておけば、
Router#ping Tokyo
が
Router#ping 192.168.1.1
と同じ意味で解釈されるようになります。
ルータのように複数のIPアドレスを持つ端末の場合、宛先IPアドレスを複数登録することができます。
Rotuer(config)#ip host Tokyo 192.168.1.1 192.168.2.1 192.168.3.1
ラボ写真と一緒にアップします・・・
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