2010年10月24日日曜日

FONの仕組み

FONコミュニティに登録した会員は「Fonero(フォネロ)」と呼ばれる。Foneroになると、外出先でインターネットアクセスが必要になったときはFONアクセスポイントにパスワードを使ってログインするだけで、インターネットに無料接続できるようになる。もちろん、La Foneraを持参する必要はない。また、どこにFONアクセスポイントがあるのかについては、FONマップを使って検索できるようになっている(図2)。これはFoneroになるときに自分が公開するアクセスポイント(つまり、La Foneraの設置場所)の住所を登録するようになっていて、この登録内容がGoogle Mapsにマッピングされて公開される仕組みになっている。
 なお、Foneroには3つのタイプがある。まず、ほとんどのフォネロがLinus(ライナス)になっている。これは無料でFONアクセスポイントを提供する代わりに世界中の他のFONアクセスポイントに無料でアクセスできる会員のこと。2つ目はAlien(エイリアン)で、自分ではFONアクセスポイントを提供せず、3ドルのワンデーパスを購入することによってFONアクセスポイントにアクセスできる会員のこと。3つ目はBill(ビル)で、自分のFONアクセスポイントをAlienに対して有料で提供できる会員のこと。ワンデーパスの販売額のうち50%はBillに対し支払われることになるが、自分が他のFONアクセスポイントを利用するときは有料となる。また、Billでは自分でカスタマイズしたFON Webサイト専用ページを掲載することも可能。ただし、現在、日本国内ではLinusでの登録のみとなっている。

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今年の桜

 勤務先のそばの桜がとても綺麗でした!このような世の中ですが、やはり綺麗ですね!